スイス人のワークライフ

日本とスイスは働き方において全く違った文化を持っています。以下のスイスでの働き方と、日本の働き方をちょっと比べてみてください。

スイスの人々は朝早く、とても勤勉
スイス人の仕事のスタート時間はとても早く、もしスイスであなたが8時半にオフィスでの一日をスタートさせようと思ったら、既にその時間にはみんな出社していて働き始めているのを目のあたりにします。けれど、スイス人は誰もが夕方の早い時間にオフィスを後にします。スイスでの働き方は勤勉で徹底的なのです。

休憩と仕事時間
スイスのオフィスにおいて、あなたは人々が仕事中にゆっくりコーヒーブレイクを取ったり、雑談したりしているのをあまり見ないでしょう。お昼休みは誰もが1時間取る権利を持っているにも関わらず、とても短く、12時前にはランチに出て、30分くらいで終えて仕事に戻ります。スイスの人々は熱心かつ長時間働きます。彼らは1週間に40時間ではなく42時間働きます。この実働時間はヨーロッパでは最も多くそれは伝統的なものです。

変化を好まず
多くのスイス人は変化を好みません。彼らは常に行っているやり方を堅持したいと考え、変化に対しては閉鎖的です。

チェック、チェック、さらにチェック、常にチェック
スイス人は几帳面で、全てをチェックしてからも、さらに確認が必要で、そうしてすべてが順調であることを確認します。スイス人は用心深く、何か新しいことをする前には、それに関するすべてを詳細な部分まで知りたいと思っています。彼らはとてもゆっくり、その一方で正確に物事をすすめ、取引の際には公の通信手段(報告書、電子メール、回覧)を介します。

フィードバック
スイスでは、何か問題が発生した時に初めて、反応を知らせる傾向があります。物事がうまくいっているときには、特にコミュニケーションは必要しません。それは相手に信頼を寄せてを信じているからです。

争いごとは苦手
スイス人は議論や意見の不一致などの場に居心地の悪さを感じています。彼らは感情的なムードにつながりそうな状況を極力回避しようとします。

ワークライフとプライベートライフ
スイス人は、仕事と私生活を混同させることを好みません。彼らは仕事と私生活を頑なまでに分けています。ほとんどの人は職場の人と飲みに行っても仕事の延長とは考えず、飲みに行くことを楽しみます。

産休制度
働く女性の産休は14週間です。彼女たちは赤ちゃんが生まれる直前まで仕事をしなければなりません。スイスの労働法では、出産後の直近8週間の労働を禁じています。9週目から16週目の終わりまでには、(契約上)復職に同意した女性は仕事に復帰しなくてはなりません。

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マクソンジャパンから見たスイスでの働き方
スイス本社の働き方を日本支社から見ると、エッセイにあるように、人にもよりますが、日本とは働く時間帯が違います。以前、スイス本社の私のカウンターパートに「何故そんなに早くに帰るの?」と訊いたところ、「子供が小さくて一緒に遊べる間は、早く帰って、一緒に遊びたいんだ」という答えが返ってきました。他のスイスの同僚も夕方以降の自分の時間を大切かつ有効に使っているようで、仕事とプライベートのワークライフバランスをきちんと取っていることがうかがえます。

出産休暇は日本に比べて短く、ヨーロッパの他の国と比べても短い方ではないでしょうか。ただし、マクソンのスイス本社では、敷地内に保育園を併設しており、多くの従業員がお子さんを預けて仕事に従事しています。産休制度は短いものの、その後の福利厚生制度がしっかり整っており、働くお母さんにとっては働きやすい職場環境が用意されています。

スイス人は変化を好まないとエッセイにはありますが、オフィス内の革新は徐々に大企業を中心に進んでいるようで、マクソンのスイス本社でも利便性のよいシステムの導入には積極的です。流行にとらわれず伝統を重んじながらも、新たな価値を見出し創造してゆくーーーマクソンの技術にもそういったスイス的な一面が顕著に表れています。

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