事例その1:首都大学東京 

川原田さん(右)、西澤さん首都大学東京 長谷・竹原研究室の川原田雅也さん、西澤卓宏さんにお二人の研究「テザーを利用した宇宙用モビリティの開発(テザースペースモビリティスペース=TSMD )」についてお話をおうかがいしました。

この装置にはマクソンのモータと位置制御ユニット(EPOS)が2台ずつ使用されており、それぞれマイコンに繋いで制御します。

 

テザーを利用した宇宙用モビリティの開発(テザースペースモビリティデバイス=TSMD )考え方は、テザー(ワイヤーロープや紐)の先端を進みたい方向の壁に何らかの方法で止めておき、釣り具のようにリールで巻き取ることによって装置を持つ人間が移動するというものです。ガス噴射による移動装置に比べ小型で、電気的エネルギーのみを使用するため空気汚染もないところが利点です。

密閉された宇宙構造物内での移動のための装置で、無重力空間での利用が前提となります。

まず大きいサイズで制作し、エア・ベアリングによって宙に浮かせ、無重力環境を再現しました。動作確認が取れたので、小さいサイズのものを制作する段階に入っています。

テザーを利用した宇宙用モビリティの開発(テザースペースモビリティデバイス=TSMD )2台のモータ及び位置制御ユニットの役割は、前のモータ(及び位置制御ユニット)が向きの制御、後ろのモータ(及び位置制御ユニット)が巻き取りの制御に使われており、マクソンのモータは正確な角度を決めたり、ぶれない巻き取りスピードの制御に、その特性が生かされています。

 

タイミングベルトとプーリーを利用した巻き取り機構
 

―――― 元々、この研究を始められたきっかけは?
「担当の先生がガンダムのファンで、ベース内の無重力空間で人が浮いたまま移動するときに使用している移動装置みたいなものが作れたら面白いね、と話したことが発端です。」

―――― マクソンのモータを選定した理由は?
「最初は先生の勧めで使用しました。
ですから後付けになってしまいますが、マクソンのモータが火星探査機にも使用されていると知り、宇宙空間での使用に適しているところがよいと思いました。」

―――― 使用してみて如何でしたか。
「希望通りの動作に満足しています。モータ・位置制御ユニットとも、小さいサイズのものもマクソンのものを使用したいと考えています。」

ありがとうございました。

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