FAQ

モータ


RE30などのモータ個々のカタログページには「公称電圧」における運転条件が書いてありますが、「定格電圧(最大電圧)」の値が知りたいのですが。

そのモータに印加してよい最大電圧は以下のように求められます。
(1) 印加可能電圧(無負荷時)=「最大許容回転数」÷「回転数定数」
(2) 印加可能電圧(最大連続トルク時)=(「最大許容回転数」+(「最大連続トルク」×「回転数/トルク勾配」))÷「回転数定数」
(3) 印加可能電圧(あるトルク時)=(「最大許容回転数」+(「あるトルク」×「回転数/トルク勾配」))÷「回転数定数」
となります。
RE30_310007の場合であれば、
(1)32.52V
(2)34.52V
(3)トルクによる
というのが目安となります。
要するに、負荷がかかっていてもいなくても、12,000rpmを超えないことが一つの目安となります。

 

負荷トルクが予想以上に高いためか、モータの軸が回転方向にねじれ変形をおこします。軸の材質を強化したタイプは取り扱っていますか?

もし、目に見えて「ねじれ」が生じているということであれば、ギアヘッドの「連続最大トルク」や「断続最大トルク」が超えている可能性が考えられ、ギアヘッドが壊れてもおかしくない状況にあると推定できます。比較的高い減速比の場合、「モータの最大連続トルク」×「減速比」×「減速機効率」>「ギアヘッドの連続最大トルク」になることもあります。これをオーバーすると破損の可能性もあります。
軸の材質については、基本的には選択肢はありません。

 

カタログを見ると「無負荷回転数」と「最大トルク時の回転数」がありますが、どちらの回転数を参照すれば良いのでしょうか?トルクの計算方法がわかりません。

DCモータの場合、
回転数の参照方法としては、
● 回転数定数(rpm/V)—>そのモータに1Vの電圧を印加したとき、何rpmで回るかを表した定数
● 回転数トルク勾配(rpm/mNm)—>そのモータに1mNmの負荷がかかった場合、何rpm回転が落ちるかを表した数値
が有用です。
この式を、お使いになる運転ポイント(トルクポイント)に当てはめると、どのくらいの回転数になるかが推定できます。
よって、ある電圧である回転数になるのであれば、どのくらいトルクがかかっているかがある程度推定できます。
ギアヘッドを使用する場合は、減速比とギアの効率を加味する必要があります。
尚、運転ポイントトルクがモータの最大連続トルクを超えている場合(あるいは条件によってはそれ以下の場合でも)、モータが焼損する可能性があります。

 

 モータの軸にどれだけの力がかけられるのでしょうか。

「荷重」ということで言えば、カタログの「機械的特性」記載の数値になります。(最大ラジアル荷重、最大スラスト荷重等)ギアヘッド軸の場合はギアヘッドページの「テクニカル・データ」をご参照ください。
「トルク」ということで言えば、モータ単体の場合、モータが最大で発生できるトルク(停動トルク)は、軸の機械的強度よりもはるかに小さいので考慮されません。ギアヘッドを取り付けた場合、ギアヘッドの「連続最大トルク」や「断続最大トルク」が上限となります。ギアヘッドの「連続最大トルク」が上限となってしまい、モータの「最大連続トルク」が出せない場合もあります。

 

 マクソンのカタログにある運転範囲の表(グラフ)の意味を教えて下さい。

赤色の部分が連続運転範囲でそれ以外(赤色より外側)は短時間運転範囲になります。
「150W」など書いてある黒い線は、回転数とトルクを掛け算したモータ出力の線です。
赤い部分が上に行くに従って円弧を描いているのは、「回転数が上がるにしたがって機械的損失が増加し、その分トルクがあまり出せなくなる」という意味です。
ただし、通常の選定ではこの円弧はあまり意識せず、上述したような「モータ・データ」に基づいて(すなわち直線的な比例定数を用いて)選定されます。
モータ軸に最大連続電流以上の電流が流れた場合(最大連続トルク以上のトルクがかかった場合)、モータが焼損する可能性があります。
またギアヘッドなどの場合、破損したりする可能性がありますので、ご留意ください。

 

マクソンのモータは他社のモータと比べてどこが違うのでしょうか。

「コアレス構造」であるマクソンモータは、
● コギングなし。(すなわち制御性が良い。)
● 低慣性ロータにより高加速性。(立ち上がりが速い。)
● 低電磁障害
● 低インダクタンス。(立ち上がりに関係します。)
● 高効率
● 多コミュテータ・セグメントによる低トルクリップル
などの利点があります。
すなわちパワーもさることながら「微妙な角度だけ回転させたい(位置制御)」や「極めて誤差の少ない一定回転をさせたい」ということであれば他社モータよりマクソンのコアレスモータが適していると言えるでしょう。

コアレスモータの心臓部である、コアレス巻線はメーカ独自のノウハウがあり、たとえばマクソンの場合は「菱形巻」を採用しています。
これを製造するのに非常に手間がかかり大量生産ができません。かなりの部分を「人の手」で製造しております。
(例えば、工員がロータのバランスを調整している工程においても、1個1個手作業で行っています。)

 

公称電圧が12.0Vのモータに11.6Vのバッテリを直につなぐとどうなりますか?

回転数および停動トルクがカタログ記載値より若干下がるだけで、ほとんど問題は生じません。
「無負荷回転数」は「回転数定数(rpm/V)」より算出可能です。
「最大連続トルク時の回転数」は「回転数/トルク勾配(rpm/mNm)」より算出可能です。
ただし、バッテリーの「直接続」は電流が際限なく流れてしまいます。
最大連続トルク以上の電流が流れた場合、モータはいずれ焼損します。
(最悪の場合は、軸がロックしてしまった場合で、この場合、まず1秒以内でモータは焼損します。)

 

ACモータやステッピングモータは取り扱っていますか?

弊社のモータ製品群はすべてDCモータです。

 

モータのブラシ交換は可能ですか?

ブラシ破損やブラシの摩耗によるブラシの修理・交換はモータの構造上できかねます。

 

マクソンのカタログを見ると、最大許容回転数について
「ブラシレスのECモータは、最大許容回転数はロータ・アンバランス量が限界値、かつ最大許容荷重である場合にボールベアリング寿命が最短で20,000時間を達成するように設定されています。」
とありますが、ベアリング温度が考慮された上での記述でしょうか?それともマクソンモータEC-maxシリーズにおいては、ベアリングの温度は寿命に影響しないものとして考えて問題ないのでしょうか?

ベアリングの寿命について、カタログに記述されている値はモータ運転範囲内で、最も悪い条件にて検討された値です。(使用温度範囲、最高巻線許容温度等)
モータの運転範囲内の温度(モータ回転による温度上昇を含む)は、既にベアリング寿命に考慮されているため、特に影響(悪影響)を気にする必要はありません。

 

ECブラシレスモータは発電に使えますか?

三相DCブラシレスモータを発電機として用いると、まず三相の正弦波が出力されることが判ります。その正弦波をダイオードを使って整流し、DCとして取り出すことができると考えられます。詳細はこちらの文書PDFファイルが開きます(25.2KB)をご参照ください。

 

極限環境(宇宙、海底等)での使用に耐えうるモータは取り扱っていますか?

過去に極限環境での使用に採用された実績はあります。ただし、お客さまの方で検証いただきご使用いただいております。弊社としては「極限環境保証」はできかねますことを予めご了承下さい。製品に関してはお気軽にご相談ください。

 

コアレスDCモータの「最小始動電圧」の計算方法を教えて下さい。

「最小始動電圧」は弊社のカタログには掲載していない数値ですので、仮に計算式によって出た数値であっても、実際には駆動しないこともある、ということを踏まえた上でご参照ください。
「無負荷電流」×「端子間抵抗」×3 / 1,000

 

ブラシレスモータを正弦波整流ベクトル制御で駆動する場合、q軸電流と発生トルクとの関係はどうなりますか?カタログ上のトルク定数は矩形波整流の際の値なので換算はどのようになりますか。

カタログデータ(矩形波整流)と正弦波整流時の各データとの換算は下記の通りです。

● 最大連続電流 Imax
Imax(正弦波整流時)= 2/√3 x Imax(カタログデータ)

● トルク定数 kM
kM(正弦波整流時)= π/2√3 x kM(カタログデータ)

● 回転数定数 kn
kn(正弦波整流時)= 3/π x kn(カタログデータ)

よって、正弦波整流時の発生トルクは、
kM(カタログデータ)x π/2√3 x 電流(正弦波整流) ≒ 0.9 x kM(カタログデータ)x電流(正弦波整流)
となります。

 

200142 ホールセンサ付きフラットタイプモータにアプリケーションノートはありますか?

このモータ単体での説明書的なものは特にありません。形状は扁平型ですが、中身としては「3相ブラシレスDCモータ」です。3相ブラシレスDCモータ用の駆動回路で駆動が可能です。
通常弊社の3相ブラシレスDCモータは、ロータ磁極数が2極(1ペア)の場合が多いので、それをモデルに整流シーケンスが書かれていますが、「200142:EC45flatモータ」は16極(8ペア)です。
すなわち2極モータは機械的回転角360°に対して6パターンとなりますが、16極モータの場合、機械的回転角360°に対して「6パターン×8回」が繰り返されることになります。
このことにより、駆動回路側のスイッチングの周波数との関係で、機械的回転数に制約が出る場合があります。

 

ブラシレスモータ(EC-4pole 30 24Vタイプ)を使用して、ホールセンサ出力を利用した矩形波駆動を行っています。これをドライバで駆動させたとき、モータの出力トルクに逆らう向きに手で回転させると、ホール素子で検出される区間の切り替わりの瞬間に手に感じるモータのトルクに変動があります。
これにはどのような原因が考えられるのでしょうか?

トルク変動については、ブラシレスモータの矩形波整流の場合、必ずトルク・リップルが生じます。モータによって大小はあるかと思いますが、特に低速域において顕著です。

 

コントローラ


ADS50/10にはエンコーダーは必要でしょうか。

ADSシリーズの場合(50/5、 50/10とも)、エンコーダは必ずしも必須ではありません。
運転モードにもよりますが、ADSシリーズは下記の4つの運転モードをディップスイッチにて設定できます。
・IxR補正回転数制御モード
・DCタコ回転数制御
・エンコーダ回転数制御
・電流制御モード

この内、「IxR補正回転数制御モード」と「電流制御モード」ではセンサ(エンコーダ、タコ)は必要ありません。
「回転数制御モード」でお使いの場合、「IxR補正回転数制御モード」と「エンコーダ回転数制御モード」は負荷変動時の回転数追従性に大きく差がでます。(「エンコーダ回転数制御モード」の方が圧倒的に精度がよい。)
予めエンコーダを取り付けておけば、どちらの回転数制御モードも試すことができますが、¥10,000~¥12,000程度価格が上昇してしまいますので、よくご検討ください。

 

現在EPOSを使用していますが、別途でエンコーダ情報が必要になります。このドライバではどのpinからA,A/,B,B/を取り出せるのでしょうか?

EPOSへはエンコーダ信号の入力が必須ですが、同時にPCにエンコーダ信号を取り込みたいという方も多くいらっしゃいます。エンコーダパルスはEPOSのPinからは出力させることはできないので、エンコーダケーブルを物理的に二股に分け、信号を分岐させカウンターボード等に入力、というやり方が一番ポピュラーです。
ただし、その場合、エンコーダの1チャンネルあたりの出力電流の上限(MR式エンコーダの場合、max.5mA)を超えないようにすることをご留意ください。

 

EPOSのdigital input 3に入れるパルス列ですが、例えば速度制御の場合、周波数やデューティー比を変えれば速度が変化するのでしょうか?

POSは基本的には常にマスターから通信線経由でコマンド受け取って制御するタイプのコントローラーですが、通信線を経由しない方法もあります。
それが「パルス列入力モード」(Step/Direction modeあるいはMaster encoder mode)が「アナログ電圧入力モード」(EPOS2シリーズのみ)です。
例えば「EPOS 24/1」であれば、「Step/Direction mode」あるいは「Master encoder mode」は「Position mode(位置制御モード)」の変形とお考えいただければ解りやすいかと思います。
すなわち「1パルスが入力されたらどのくらい動くか」というパラメータ(Scaling Factor)を予め決めておき、その保存されたパラメータに基づいて、パルスを感知すれば駆動させます。
連続したパルス列を入力すれば、ステッピングモータと同様に、結果的に位置制御や速度制御になります。
(パルス列入力モードでは「電流制御」を行うことはできません。)
「1パルスを入力すれば、Scaling Factorが1であれば1qc動く」ということになります。
したがって、パルスのDuty比ではなく、周波数が決定要因となります。
回転数や位置は、Scalling Factorや取り付いているエンコーダ、入力している周波数に拠ります。
また許容できるScaling factorや許容できる周波数など、それぞれの部分で限界があります。

「EPOS Studio」の「Step Drection mode」にて各種パラメータを設定して、実際にパルスを入れてみてうまく回ったら、その設定を「Object Dictionary」で右クリックで「Save all Parameter」で保存してください。また、その後「Enableスイッチ」の設定を行う必要もあります。

 

モータドライバ(ADS50/5)で電流制御を行う際に、モータドライバに与える電圧指令値に対して、どのような電流がモータ(RE25)に送られるのでしょうか。

ポテンショメータP4(Imax)を仮に左いっぱいに設定した場合、
Set Value+10Vで+0.5Aが流れることになります。
Set value-10Vで-0.5A(逆トルク方向)に電流が流れます。

ポテンショメータP4(Imax)を仮に50%(真ん中)に設定した場合、
Set Value+10Vで+4Aが流れることになります。
Set value-10Vで-4A(逆トルク方向)に電流が流れます。

ポテンショメータP4(Imax)を仮に右いっぱい設定した場合、
Set Value+10Vで+8Aが流れることになります。
Set value-10Vで-8A(逆トルク方向)に電流が流れます。

ただし、実際にモータ出力軸に負荷がかかっていない場合は、上記電流値は流れないのでご了承ください。

 

EPOSを使用していますが、エンコーダ値の取得と書き込みのためにSimulinkでどのようなものを作成すればよいでしょうか。

具体的にSimulinkでどのようなものを作ればよいか、ということについては弊社としてはお答えできかねます。
一つ、ツールとして非常に便利なものとして、EPOSの設定用のソフト「EPOS Studio」の「Command Analyser」機能を使うことをお勧めいたします。
Interface Layerで見ることによって、どのようなデータが流れているかが可視化することができます。

 

EPOSの運転モード「Profile Velocity Mode」とは?

回転数制御のこと。加速、減速をEPOSが制御します。

 

EPOSの運転モード「Velocity Mode」とは?

回転数制御のこと。最短で指令速度に到達するように制御します。通信によるリアルタイム制御に向いています。

 

EPOSの運転モード「Profile Position Mode」とは?

PTP(Point to Point)位置決め制御のこと。加速、減速をEPOSが制御します。フィードフォワード制御で比較的大きな慣性にも対応します。

 

EPOSの運転モード「Position Mode」とは?

位置決め制御のこと。最短で指令位置に到達するように制御します。通信によるリアルタイム制御に向いています。

 

EPOSではどういう制御ができますか?

位置制御、回転数制御、電流制御ができます。

 

EPOS2 24/5で150Wのモータをドライブできますか。

駆動させること(回転させること)自体は問題ありません。
ただし、例えば「148866_RE40」であればモータの最大連続電流が6.00Aですので、「148866_RE40」のフルの性能を発揮できないことになります。
「148867_RE40」(最大連続電流5.77A)も同様です。
「148877_RE40」は最大連続電流が3.12Aですので、「EPOS2 24/5」でもトルク的には問題ないということになります。
ただ、24Vの電圧では無負荷時3,700rpm程度の回転数しか出せない計算になります。
カタログ表記のスペックを出すためには、やはり48V程度を受け入れいられるアンプが必要になります。
逆を言えば、「148877_RE40」で3,000rpmしか回さない、ということであれば、「EPOS2 24/5」でも用が足りるということになります。

ご用意できる電源装置等に自由度があれば『「EPOS2 50/5」なら余裕を持った運転条件を設定できる』ということになるでしょう。

 

EPOSモジュールのEDSファイルはどこで入手できるのでしょうか。

EPOS用のソフトウェアに埋め込まれており、各々エクスポートしていただくことになります。
「EPOS Studio」にて、EPOSを接続、電源投入、通信確立した状態にて、「Tool」→「Object Dictionary」→Object Dictionaryの画面の上で右クリック→「Export EDS file」が出てきます。

 

シャントレギュレータとアンプを組み合わせた場合、加速によるピーク電流はシャントレギュレータの最大電流で制限がかかってしまいますか?

シャントレギュレータの構造上(シャントレギュレータDSR 50/5の場合)、流れ込む電流は最大5Aまで(しきい電圧27Vの時)となります。
(電圧27(V)・シャント抵抗5.5(Ω)より、電流I = 4.9(A)となります。)
しかしこれはあくまでも、4象限制御の制動動作(減速)することにより回生電力が電源に流れ込み、シャントレギュレータが作動した時の最大電流値になります。
従って、モータ加速時にシャントレギュレータにより制限がかかったりすることはありません。

 

qc(EPOSでの位置情報)で見るとモータは1周しているはずなのですが、実際に印をつけて測ってみると45度ほどしか回っていません。何が問題なのでしょうか。

PositionMode(ProfilePositionMode含む)において、指令値と実際の動作量が異なる原因として考えられるのは下記の通りです。
  • 初期設定(エンコーダカウント値)の入力ミス
  • ギアヘッド分の考慮忘れ→あくまでも「モータ軸」で1回転なので、ギアヘッドを取り付けている場合は減速比(絶対値)を考慮する必要があります。
  • 「MoveAbsolute」と「MoveRelative」の考え違い→「MoveAbsolute」はSetting Valueに入力した値のズバリその位置(絶対位置)に動きます。「MoveRelative」は現在の位置からSetting Valueに入力した分(相対移動)が動きます。
 

現在、LSC30/2の電源として12V25Wのスイッチング電源を使用。(マクソン製品以外の)エンコーダ用として、5Vのスイッチング電源を併用。サーボアンプは可変電圧モードで使用。サーボアンプに12Vスイッチング電源を接続した際、12Vと5Vのスイッチング電源間のGND電圧がずれてしまうため、カウンタボードやDAボードの接続及び制御が煩雑化してしまいます。※5V及び12V電源間のGNDを接続しない場合(二つの電源を独立して使用する場合)
5V及び12V電源間のGNDを接続した状態での使用は可能でしょうか。

「(マクソン製品以外の)エンコーダ用として、5Vのスイッチング電源を併用」ということで、この5V電源の代わりにLSC 30/2の16pinから出力されている「5V、max80mA」と15pinのGNDでそのエンコーダの電源供給とされてみてはいかがでしょうか。
「5V、80mAmaxの汎用電源」としてご理解いただいて差支えありません。サーボアンプとのGNDは確実に合うかと思います。

 

LSC30/2を使用中、無負荷状態でDisable/Enableを切り替え、Disable状態にしたところ、軸はフリー(回転が軽い状態)となりますが、軸に回転の弾みがついた途端に暴走を開始してしまいます。暴走はEnable状態に戻すか、軸を外部から強制的に止めるまで継続します。Disable状態での暴走を回避するためにはどうしたらいいでしょうか。

LSC 30/2は「最小限の配線」をした場合、何もせず電源を投入すると「Enable」状態になります。
基本的にLSC 30/2は「常にEnable状態」というタイプのサーボアンプです。(通常のサーボアンプは何もしなければ「Disable状態」なので違います。)
常にEnable状態のところに、無理やり「Disable状態」を作り出しています。
このため、Disable状態にしても、数mA~十数mA程度の電流がどうしても漏れてしまいます。通常の使用であれば、数mA~十数mA程度の電流では負荷を回すことができないため、ほとんど問題になることはないのですが、非常に小さいモータを接続した場合や、今回のように無負荷の場合やごく小さい負荷の場合は、この漏れた電流でもモータが回ってしまいます。
(「軸に回転の弾みがついた途端」というのは、電流と発生するトルクと、静摩擦と動摩擦と、ちょうどきわどいところにあるためと思われます。)
現状でLSC 30/2の単体の機能としては、この「漏れ電流」を回避することはできません。

 

EPOSのinput/outputが動作しません。結線は合っていると思うのですが、何か問題があるのでしょうか。

Digital Outputの「Mask」が「Disable」になっているのが問題かと思われます。ご確認下さい。EPOS GUIを用いて「Mask」の設定を変更する方法はこちらPDFファイルが開きます(1.41MB)になります。

 

新しくEPOS をインストールをしたところエラー画面で止まってしまいます。USBが認識されていないようですがどのように対応したらよいのか教えて下さい。

新しくインストールをされたということですので、こちらのUSBドライバーインストールPDFファイルが開きます(1.08MB)をお試し下さい。EPOSを全く認識していない(あるいはUSB機器として認識していない)可能性があります。

 

EPOSで速度制御をする場合、「Profile Velocity Mode」と「Velocity Mode」のどちらで設定したらよいでしょうか。

「Profile Velocity Mode」は加減速を自分で設定できるモードです。
一方、「Velocity Mode」は、最大の加速度で設定の回転数に達しようとするモードなので、滑らかな始動ができず機械的に無理がかかったり、急激な電流が流れたりすることがあります。
「Profile Velocity Mode」で設定することをおすすめします。

 

「EPOS2 50/5」と「EPOS2 70/10」の違いは?

基本的には出力の違いで「印加可能電圧50V/連続出力電流5A」と「印加可能電圧70V/連続出力電流10A」です。(I/Oの数なども若干違います)
選定のポイントは、接続するモータとご希望の運転ポイントに対して出力が足りているかどうかになります。
目安は 使用電圧と使用モータの「最大連続電流」です。

 

モータを複数同時に制御する場合、EPOSは何台必要ですか?

EPOSはモータ1つに付き1台必要になります。
同時に制御する場合はEPOS Pの方が同期速度が速いため、EPOS Pをご使用の場合は1台目のみEPOS Pにて使用し、その後の複数台は普通のEPOSを数珠繋ぎ状にて接続となります。

 

その他


プラネタリギアヘッドGP6Aを板材で固定しようと考えているのですが、 ギアヘッドにネジ穴などは掘ってあるのでしょうか。 もしなければ、どのように固定すれば良いでしょうか。

GP6Aギアヘッドはギアヘッド先端部全体が「M6×0.5」のネジになっており、取り付け板にネジを切っておき、ギアヘッド+モータ全体をねじ込んでいくという取り付け型になります。
この「ねじ込みネジ」を利用せずに、「ギアヘッド+モータ」の胴体部分を接着剤で付けてしまうというやり方もあります。

 

本社(新宿)以外の営業拠点はありますか?

ありませんが、弊社セールスエンジニアがご訪問させていただきますので、お気軽にご相談下さい。

 

制動用ブレーキはありますか?

保持用のブレーキはご用意がありますが、制動用のブレーキのご用意はありません。モータの制動は、弊社電子制御機器では、「Stop」や「Brake」機能により行います。また、モータ巻線を短絡することにより制動をかけることも可能です。

 

モータ(コントローラ)が使用後すぐに破損しました。代品はすぐに出してもらえますか?

原因を特定後、状況により代品を出しておりますので、すぐに代品を出すことはできかねます。

 

発注済みのギアヘッドを変更することは可能でしょうか?

マクソンの組み合わせ製品の場合、どのギアヘッドをどのモータに取り付けるのか、モータ軸部材の段階から考慮して製造しており、モータ軸に溶接(あるいは接着)するピニオンギアも膨大な種類の中からサイズの合うものを選んでいるため、後から違うギア比のものに換装することは不可能です。

 

マクソンのカタログの中で、ギアヘッドのスペックに「最大断続トルク」という項目がありますが、この「断続」とはどのくらいの時間を指すのでしょうか。

「最大断続トルク」とは、出力軸において短時間使用可能な出力の最大値です。ここで言う「短時間」とは、

● 1秒以内
● 総使用時間の10%以内

を指します。この値を超えると、寿命が著しく短くなることがありますので、ご注意ください。

 

客先特注品にも応じていただけますか?

豊富な専門技術知識をもつ当社の専門家チームが、お客さま一人ひとりの要求を満たすべく、その体制を整えています。特注品は1個からでもご注文いただけます。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

(自分の)会社で小さな見本会等は開催してもらえますか?

過去にも何回か開催した実績がございます。お気軽にお問い合わせ下さい。

 

モータから逆電流が流れた時の為の対策を、モータとサーボアンプを繋いでいるエンコーダにしていない場合、エンコーダから出ている配線は、電流と電圧のそれぞれは何Aと何V耐えられるのでしょうか。

エンコーダの配線より先にエンコーダの方が耐性は弱い為、エンコーダのテクニカルデータの値をご参照ください。
 

maxon X drives


このシリーズはブラシ付モータですか?

今回のシリーズは現行でブラシ付コアレスモータの製品群になります。

 

スイスの工場で作られているのでしょうか。

スイスの工場にモジュール形式の専用ラインが設置されております。

 

今までの製品に比べて納期が早いのはなぜですか。

今までの製品はカスタマイズしたものに関しては1か月半ほどかかっておりましたが、本品に関しては、原則は受注後2週間をめどに納品させていただきます。これはCTO(Configure to order)を使うことにより大幅に手間が短縮されたためです。

 

今までの製品に比べて価格が手ごろなのはなぜですか。

価格は従来製品(RE)と同等あるいは同等以下を設定しております。生産モジュールによって自動化されたことによりコストダウンが可能になりました。

 

DCXの発売によって製造が終わる製品はあるのでしょうか。

ありません。

 

今後、このシリーズは展開してゆく予定でしょうか。

市場の反応によって、拡充してゆく予定はあります。

 

学校サポートなどの対象にはなるのでしょうか。

現状では考えておりません。カスタマイズを前提としておりますので、学校サポートの制度(決まった型式をマクソンジャパンで予め用意)には向いておりません。

 

マクソンジャパンを通して購入する場合、日本での出荷前検査はありますか。

スイス本社で検査し出荷いたします。また、本シリーズに限っては1個1個にシリアルナンバーが振られておりますので、確実に品質が管理されています。

 

CTO(Configure to order)は従来製品でも使えるようになるのでしょうか。

基本、別系統になります。

 

一度カスタマイズして組み合わせすれば、次回からは何の操作をしなくても同じものを注文できるのでしょうか。

はい、同じカスタマ様であれば同じ型番でご注文いただくことが可能です。

 

カスタマイズした後に希望の仕様が変わってしまったのですが変更できますか。

はい、発注前であれば可能です。

 

E-shopはカード以外の支払い方法はないのでしょうか。

ございません。

 

E-shopで購入せずにマクソンジャパンを通して購入した場合のメリット、デメリットを教えてください。

E-shop経由の場合は、送料が別途かかります。また、日本国内での消費税がかかるため、コンビニで別途お支払いただく必要があります。マクソンジャパンを経由した場合は、マクソン社内レートで換算した価格となり、額面上は割高になりますが、国内消費税も込みの価格となるため、実際にはそれほど差はないと考えられます。また、マクソンジャパン経由の場合は、見積書の発行等、企業等のお客さまのニーズにお応えできます。

 

エンコーダ ENX 10 QUADは1周に1パルスで何に使うんですか。

1周で1回のリファランス信号に使います。
回転数制御では高回転運転向きですが、位置制御など細かい制御には向きません。代わりに、価格は半額ほどになっております。取り付けは全てのDCXシリーズに取り付け可能です。
 
 

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